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2012年3月

猫貧乏で引っ越し貧乏

ここに来れば猫画像が見られると、

いつもと変わらない庶民レズの日常が見られると、

そんなサザエさんと同じ感覚でURLを踏むと痛い目に合いますよ。

何かしらの菌に感染して画面から私が消えなくなったりして。

今日の日記はいつもと違うぜ!スパイシーだぜ!

ということで、本日はガラリと主旨を変え、

猫と料理の画像を載せたいと思います。

わたしは良い意味で期待を裏切る女ですね。ですね。

 

 

 

Doraikare

ドライカレー。

 

 

Mabomen_2

麻婆豆腐麺。

 

 

Muneniku

鶏むね肉のマスタードソースがけ 豆苗とともに。

 

 

Daikonitame

大根とシソのツナ炒め。

 

 

Tomatonikomi

スペアリブのトマト煮込み。

 

 

Hinatabokko

ぴったりとくっついて日向ぼっこする黒蜜と

孤高を貫く白玉。

 

 

 

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今さらなんてことはない

自分がそのつもりでいても、相手には伝わっていないことがある。

どれだけ強く思っていても、相手に伝わっていないのであれば、思っていないのと同じ。

日本では以心伝心を美徳とされる傾向にあるが、口に出さないことで相手を不安にさせるのであれば

それはもう美点ではなく欠点となる。

だから伝えよう。

少しの言葉と、ありったけの行動で。

 

 

 

白玉を拾ってから、間違いだらけで手探りだらけだった

猫との暮らしも、もう5年になる。

世の猫飼い達が『猫は聞く耳がある』と言う意味が

少し分かってきた。気がする。

実際は言葉の意味を理解してはいないだろうけれど、

話している時の感情やイメージが伝わるのだろう。

先日、YouTubeで志村どうぶつ園の『動物と話せる女性ハイジ』を

ランダムに観ていた。

ハイジという女性の胡散臭さや、

感動を押し売りする番組の演出には気持ち悪さを感じつつも、

これが本当だったらすごいな・・・と、ティッシュを手放せない私。

中でも杉本彩が引き取った小梅ちゃん(パピヨン)のエピソードには

嗚咽しながら画面と向き合う風情だったのだが、

その後なかなか余韻が冷めず、思い出しては涙が出そうになり

マクドナルドのレジでビバリーヒルズバーガーを注文した時の

あの震える声や涙目には、芦田愛菜も及ばない。店員さん笑わない。

「動物モノ」に対する昨今の涙腺の弱さは、頻尿に続く悩みの種である。

 

 

「ずっとここに居てもいい?」

 

 

気の遠くなりそうなくらいの長い年月、過酷な環境に耐えてきた小梅ちゃんの切ない言葉に、

その小さい体をぎゅっと抱きしめる杉本彩。

「もちろん。ずっと一緒だよ」と言った瞬間、小さい体は全身を使って喜びを表現した。

そうだ。

私、ちゃんと言ってあげてなかった。

 

 

 

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家は住む人を映す鏡

気付けば二人きりでゆっくり過ごす週末は、随分久し振りのことで

先月から行けずにいた岩盤浴を堪能すべく、新を後ろに乗せて自転車を走らせた。

その大型銭湯の岩盤浴場は男女兼用で、

ワンフロアに広がるスペースの中に色々な種類の小部屋があり、漫画を読めるブースまである。

「こんなところに来てまで漫画を読みたいものなのかな?」と言う新に

言葉を詰まらせる私。持っていた彼岸島の最終巻をそっと棚に戻した。

とりあえず岩盤浴は後回しにして、先ずは銭湯から責めることにしましょう。

洗い場でひとしきり体を洗い終え、よし、湯に浸かるぞ!と腰を上げると、

素っ裸の新が背後にヌッと立っている。

頼「びっくりしたあ!な、何してんの・・?」

新「待ってるんだけど?」

頼「先に浸ってればいいのに。笑」

新「メガネがないと見えないんでしょ?」

そうだった、そうだったと言いながら、新の後を付いていく黒髪裸眼。

裸眼で裸体の私には、もはや戦闘能力なんてものは皆無だ。

壺湯に浸かり、自分の陰毛を泳がせながら「見て見て、とろろ昆布!」と私が言うと

「もずく!もずく!」と新がノッてきたのが嬉しくて、

今度はお湯からモコっと尻を出してみる。

頼「桃だよ、桃が流れてきたよー、どんぶらこどんぶらこ」

新「・・・」

頼「ほらほら、早く拾ってよー」

新「中から変なものが出てきそうな桃なんて、要らない」

その変なものが詰まった桃は誰にも拾われることなく、川をくだって大海原へ出たそうな。

めでたしめでたし。

 

 

 

さて、岩盤浴!GANBANYOKU!ということで、そそくさと専用の入浴着に着替えて移動する。

さっそく色とりどりの綺麗な石の上にバスタオルを敷き、

簡単な仕切りを隔てて隣合わせに寝ころんだ。

頼「ちょっとこの石!飛行石じゃないの?!キャッキャ!」

新「・・・」

頼「この石はシータが持たないと働かないんだ!」

私が一人で騒いでいると、仕切りの向こう側から2、3粒の石が飛んできた。

頼「イタタっ、ヤメレ。笑 シータ、ヤメレ。笑」

私が石を投げ返すと、今度はむくりと起きあがり、私の両乳首の上に飛行石を置くシータ。

最後に股間に石を盛ってできあがり。って、ヤメレ。

隣のカップル、今にもおっ始めそうな空気醸し出すの、ヤメレ。出すのは汗だけにしとけ。

特にオチもないまま2時間近く岩盤浴を満喫し、大量の汗を流した。

私は昔からサウナの類が大好きだったけれど、

岩盤浴は空前のマイブームになりそうな予感がする。

食欲、性欲、睡眠欲の3大欲求に続き、新たに岩盤欲が仲間入りすることになるだろう。

欲求の四天王として降臨するのだ!!!

 

 

 

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絡みやすい3種の神器

日記を書くにあたって、どうしても言葉に慎重になったり

配慮が必要だったりする内容もありますけれど、

基本的には何も考えずにぼんやりタイピングしております。

そういった意味では当ブログの主旨である(はずの) 「彼女との日常」は

非常に書きやすく、ペンがすらすらと滑走しながら

勝手にトリプルアクセルを成功させたりしなかったり。

そんなスケートリンクさながらのお寒いブログにも拘わらず

好きだと言ってくださる方の存在は、非常にありがたいものですね。

 

 

 

『敷居が高くてコメントしにくいです』

 

 

 

パードン?

2度見ならぬ2度聞きした瞬間です。

わたくし日本語には不自由していないと自負しておりましたけれど、

これはコナンもお手上げの難解なロジック。

全く、意味が、分から、ない。

 

 

 

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呑み会は一期一会

私のスキルでは10人以上はキャパオーバーだということが

明確になった今回の呑み会。

珍しいことに新が早い段階で酩酊してしまい、

「おいおい、こいつはとんでもないことになるぜ・・!」という悪い予感が的中・・と思いきや、

アルさんとぷるさんのフォローのおかげで事なきを得ました。

「会計の心配はしなくていいから、お前はトークに集中しろ!」

お二人がそう言ったか言わなかったか定かではありませんが、

1軒目の2時間、続いて2軒目の3時間、計5時間をぶっ通しで喋り続けた結果、

全身が筋肉痛です。そして何故か痣だらけ。

2軒目では 天使のいたずら を手に席から席へと練り歩き、

最終的にはポテトを口に咥え、ポッキーゲームならぬポテトゲームと銘打って、

参加者様の唇を軒並み奪っていくという主催者の権力を乱用する始末。

なんの罰ゲームでしょうね、マジで。

ぷるさんと私の絡みでは「キャー!!!」という歓声と共に

大量のフラッシュが焚かれたことを記憶しております。

ありがとうございます、誰か私を止めてくれ!!!

 

 

 

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元気だ!マックスだ!

日本全国津々浦々、今宵も場末の飲み屋で熱く展開されるれであろう議題のひとつ、

「どこからが浮気か」といった案件と同レベルで取り扱われるのが、

「どこからがデブか」という残酷な天使のテーゼ。

女性はしばしば、自身のことを「ぽっちゃり」と表現することがありますけれど、

かくいう私もその中の一人です。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、

今でこそメガネキャラを全面に押しているワタクシ、

1年ちょっと前まで凄く太っておりました。

このままではメガネを差し置いてデブキャラが定着してしまう!と奮起し、

決死のダイエットの末「ぽっちゃり」に階級を落としたわけであります。

それはもう、長年続けてきたブログを休止するほどの打ち込みようで。

それでも当時は幼少期より痩せ型として生きてきたことも手伝って、

デブだという自覚があまりなく、あろうことか

「ギリぽっちゃりでしょwww」と開き直る始末でした。恐ろしいですねー。

これだからデブは自分に甘いと言われる所以です。

 

 

 

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優等生

Toumyounamuru_2

収穫した豆苗のナムル。

すっかり豆苗にハマってしまい、現在自家栽培中です。

味良し、栄養価良し、使い勝手良し、価格良しの優等生。

 

 

Oyakodon

親子丼。

 

 

Peperon

春キャベツとベーコンのペペロンチーノ。

 

 

Kuramu_2

熱々クラムチャウダー。

具が沈んでしまっているけれど、

野菜とアサリがどっさり入っていて旨し!

アサリは一粒ずつ新が実を取ってくれましたのよ。

 

 

Agesoba_2

定番の揚げそば(豆苗入り)。

 

 

Dorobo

定番のおかいさん。

タラコはダメだよ、ミタン。

 

 

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天使のいたずら

新の誕生日会を兼ねて3人で呑むことになった先週末。

何故か私までご馳走になってしまった。

 

 

 

桃「レズってさー!!!実際どんな感じなのー?!!」

 

 

 

魚の旨い居酒屋で、アルコール血中濃度が良い感じになってきた頃、

私は飲んでいたハイボールを思わず吹き出した。

頼「ちょ、おま・・声でかい!」

桃「何で女がいいの?意味分かんなーい!」

頼「だーかーらー、分かちゃったらレズなの!分かんないからノンケなの!

  じゃあ逆に聞くけど何で男がいいの?意味分かんなーい!

桃「それもそうだけど・・・でもレズはないわー!イケてないわー!」

頼「なるほど、喧嘩を売ってる訳か」

新「・・・」

頼「キミはレズという生き物に偏見を持ちすぎなんだよ、

  ほら、ちょっとこれを見なさい(携帯画面を見せながら)」

桃「誰ー?」

新「最近できた友達だよ」

桃「へー、可愛いね」

頼「この子はどうだい?」

桃「あ、可愛いー!」

頼「ふっふっふ・・みんなレズなんだから」

桃「なんだー、私てっきり頼みたいな人ばっかだと思ってた!」

頼「なるほど、喧嘩を売ってる訳だね、私に」

新「・・・」

オープンと言えばキャンパスか頼か、

ってくらい友人たちにはオープンにしてきた私だけれども、

こんなに面と向かって「レズないわー」と言い放つ女も珍しい。

ないわーと言いながらうちに泊まったり一緒に旅行に行ったり

新の元カノだったりするのだから、意味が分からないのはあんたの方だ。

 

頼「ちっ、新相手になんちゃって恋愛しやがって」

桃「あの頃はねー、まあ・・ね」

 

おかげで私たちが出会うきっかけになったのだから

桃に感謝しなければいけない・・と言いかけて口をつぐむ。

そんな風情で酒も進み、流れる血液が全てアルコールに入れ替わった頃、

桃が新にプレゼントを手渡した。

いわゆる大人の道具というやつだ。

 

桃「ね?テンション上がるでしょ?笑」

 

半個室状態のお座敷で、さっそく3人で試してみようと言わんばかりの

挑発的な桃の態度に、私は生唾を飲み込んだ。

ゴクリ・・

 

新「あ・・んっ・・」

頼「どう?気持ちいい?」

新「き、気持ちいい・・んんっ・・!!(ブルルッ)」

頼「ほら桃、桃にもシテあげる」

桃「う、うん・・」

頼「もっと体こっち寄せて、そう」

桃「ひゃうっ!!!ああっ・・すごい・・イイっ!!!(ブルルッ)」

頼「私にも!私にもシテ、早く!」

新「い、いくよ!」

頼「あああ!!らめえ・・そんなの・・らめえ!!(ビクンッ)」

 

 

 

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ジェダイよ、ペンを持て!

不特定多数の人に発信するブログにおいて、

「内輪ネタ」というものは読み手にとって退屈な内容の一つかもしれませんけれど

ブロガー同士の交流を目障りに感じる人もいるようですね。

じゃあ読まなければいいのに・・なんて正論が通じる相手ならいいのですが、

あの手合いのコメントはブロガーの反応を見て喜ぶ、という悪趣味でしかないのです。

こういった輩への対策としては、相手にしないのが一番でありますから、

私は懇意にさせていただいているブロガーさんたちの元に舞い込んだ

気味の悪いコメントを目にしても、敢えて応戦せずに沈黙を守ってきました。

コメント欄を設けている以上、批判的であっても「内容に対する意見」であれば

いちブロガーとして真摯に受け取らねばなりませんが、

単なる悪意に対抗する時間と余力など、我々には無いのです。

ここまでをお読みになって、聡明な方は既にお気づきのことでしょう。

 

 

「頼のやつ、今日は書くことがなかったんだな・・」

 

 

ビンゴ!

 

 

「しかも結構ムカついてたんだ・・」

 

 

ダブルビンゴ!

それでまあ、今日は特に書きたいこともなかったので

私もブロガーの端くれとして、ここはいっちょDQNコメントについて言及するか!

と意気込んでおりましたけれど、さくさんの最新記事を読んで

急にどうでもよくなってきましてね。

他ブログでも散々書かれてきたことですし、どうせ触発されるなら

楽しい面にしようと心変わりしました。例えそれが自分の趣味の域だとしても。

ひとつだけ触れておくとすれば、さくさんのコメント欄にウンコした人と

当ブログにした人が同一人物だということが、闇ルートから判明しました。

つまりは住んでいる場所、ネット環境、機種、なども判明します。

ブロガー同士の交流が気になるということは、ブロガーなのかな?

 

 

 

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攻防戦の末に

Shirakuromitsu1

Shirakuromitsu2

機嫌良く追いかけっこをしているなー

と思った次の瞬間には全力で威嚇していたりと、

まだまだ不安定な白玉です。

それでも自分からプロレスごっこに誘う姿も

見られるようになってきました。

 

 

 

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私に残るもの、あなたに残るもの

カバやらスターウォーズやら間取り図やら恐竜やらが好きな

三十路レズビアンなんて、一体どんな女だよ!

と、さぞかし不審にお思いになる方がほとんどでしょうね。

夜中に恍惚とした表情でNHKスペシャルの「惑星のなんちゃら」を観ながら焼酎を呑み、

「木星すげー!!!ヘリウム半端ねえ!木星行ったら声高くなんの?」とか

「こんな重力に耐えられるの、悟空くらいじゃね?」と一人騒いでは

隣の部屋で寝ている恋人に「うるさい!」と叱られ、

へらへらしながら猫と一緒に写真を撮ろうとしては逃げられ、

仕方がないから「天使にラブソングを」を再生しては一人で号泣し、ブログを書けば下ネタばかり。

我ながら気持ち悪いですね。

福山雅治に言わせても、実に気持ち悪い。

さて、カバやらスターウォーズやら間取り図やら恐竜やら

オナニーが大好きな私ですけれど、本日はレズビアンカテゴリーに相応しく、

彼女の好きなところに迫っていきたいと思います。

 

 

 

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本家

近頃、他ブログで我が家の猫写真をちらほら見かけるのですが

うちが本家本元ですので、お忘れなきよう。

0305shiramitsu1

0305shiramitsu2

0305kuromitsu1

0305kuromitsu2_2

持ち前の愛くるしい笑顔で、客人を虜にするミタン。

 

 

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奥まで

0301_2

おそらく当ブログ史上最多であろう

訪問者数(759)とアクセス数(4,323)を弾き出した昨日の日記でありますが、

たくさんのコメントを頂戴し、コメゲバである彼女への

これ以上ないプレゼントとなりました。

ひとつひとつ、何度も読み返させていただきました。

僭越ながら彼女に変わってお礼申し上げます、

本当にありがとうございました。

 

 

 

さて、昨日の日記が我ながら心のままに書くことができ、

甘ったるい余韻が続く中で先日の呑み会の続きを書くに当たって

うっかり「こんなことが書きたくてブログ始めたんだっけ、私・・」と

ブログに対する姿勢みたいなものを抜本的に見直すところでした。

危ない危ない。

その温度差に戸惑いを禁じ得ないところでありますが、

それは読み手である皆様方こそ、より一層強くお感じになることでしょう。

ブログへのポリシーなんてご大層なものはありませんけれど、

なるべく標準語を使う、ふざけすぎない、

文末に「ぽちっと押してね☆」的な文言を入れない、

この3つを心掛けるようにしております。

 

 

 

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あの頃と30歳

出会った頃の新は、別の人と暮らしていたので

一人暮らしの私の家に来ることが多く、

私が彼女の家に行く時は、同居人の留守を狙ったものだった。

まもなくして、私は新に恋心を抱くようになるのだが、

当初その気持ちは受け入れてもらえなかった。

諦めるという選択肢がなかった私は、「呑み友達」として

これからも彼女と拘わっていこうと決め、

いつか自分を見てくれるようになればいい・・という想いで長期戦を覚悟した。

新は私の気持ちを知っても態度を変えることはなく、

彼女から誘ってくることもあれば、私から誘えば応じてくれた。

そんな風にして呑み友達の関係がしばらく続き、

呑みに行った日はどちらかの家に泊まる、という流れが定着していった。

この頃には、次に会う約束をする必要がなくなっていた。

私たちが深い関係になるまで、そう時間がかからなかったけれど

「付き合ってるかどうか」に関しては自分から触れないようにしていた。

 

 

彼女の同居人は週末に家を空けることが多かったので、

新が料理を作って待っていてくれることもあった。

私がカレーが嫌いだと言ったら、「そんな人は初めてだ」と言って笑い飛ばし

敢えて初手料理にカレーを選んだ彼女が、新鮮で魅力的に感じた。

当時ブラック企業さながらの劣悪な環境の事務所に勤めていた私は

連日の激務の合間をぬって新に会いに行っていたにも拘わらず

彼女の家に向かう足取りは、疲れを感じるどころかむしろ軽やかで

会いたい気持ちが駅のホームを全力で走らせた。

気づいた時にはもう、どうしようもなく好きだった。

カレーも、新も。

 

 

ある日、事を終えて布団の中でぼんやりしていると、

新が緊張した面持ちで「付き合って・・」と言った。突然のことだった。

私は喜びと動揺で「もう付き合ってると思ってた」と答えるのが精一杯だったけれど

その言葉にパっと表情を明るくした彼女の顔が、今でも忘れられない。

追い掛けても掴めないことばかりだったあの頃、新のことは諦めなくて良かった。

 

 

あれから6年。

恋人としてこの人の隣に居られたら、どんなに素敵だろう。

この人と一緒に暮らせれたら、どんなに楽しいだろう。

そう思っていたことが現実となり、戸惑ってばかりだった私もすっかり新の隣が馴染んで、

想像よりもはるかに楽しい現実を実感した。

過去を振り返っても、「あの頃は良かったなー」と思えることばかりだけど、

今が一番楽しい。新がいて、猫たちがいて。

少なくとも私はそう思っている。

あなたにとっても、そうであればいいけれど。

 

 

彼女の誕生日を祝うのも6回目。

30歳の誕生日おめでとう、新。

 

 

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