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2012年1月

フェムの称号

毎度のことながら、飲みすぎた自分にうんざりしつつ、

二日酔いの気怠い体をなんとか起こしてコーヒーメーカーのスイッチを入れた。

いつまでも寝ていたい日曜日。

こうなることは予想できたはずなのに、仕事を片付けておかなかった自分が恨めしい。

新はまだ寝ているのかな・・寝室に目をやると、彼女の隣に女の子が寝ている。

私は二度見した。

ナモが、寝ていた。

 

 

 

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オビ=ノン

てめーら、ハルンケアぶつけんぞ!!!

 

 

くらいの勢いで書いた昨夜の日記ですが

焼酎(=ハーブ)の匂いを嗅いで落ち着いて読み返すと酷いですね。

表面張力て・・ぷっ!

頭を冷やしてからコメントのお返事いたします。

 

 

 

リンク集を整理しました。

本来「友達」とは、「なりましょう!」と宣言してなるものではありませんね。

いつの間にか「なっている」ものですね。

「リンクしましょう!」と言ってするものではないのです。

なので勝手に貼っていたとしても、

「は?あんたとは仲良くねえし」みたいなクレームはマジ勘弁!

私、心臓病なんで・・ほんと。

 

 

 

ブログは自分の地球です。何回目でしょうね、これ。

かの有名なブログマスターこと、オビ=ノンは言いました。

惑星同士のつながりは宇宙(ブログ村)にフォースをもたらしてくれる、と。

フォースと共にあれ、と。

さすがマスター!かっこいいですね!

さて、一体どれだけの方がスターウォーズをご存知なのか

そちらの方が心配なのですが、当ブログはリンクフリーです。

地位も名誉も要らなければ一報も要りません。

貼ってくれ!と言われるとノンちゃん困ってしまいますが

貼っていただく分にはフリー。

フリーと言えばKIRINか頼か、ってくらいフリー。

ネット環境においてはフリーもへったくれもないと分かっていながら

敢えて私がここまでフリーを連発する意味、

あなたら分かってるんだろうなー??(机コンコンしながら)

 

 

 

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私を怒らせる女たち

私が切れ痔と頻尿に悩んでいるということは

レズビアン界隈では有名な話でありますが、

酒飲みにとって頻尿は最大のライバルと言っても過言ではありません。

ここで言うライバルとは、桜木花道と流川楓、あるいは悟空とベジータのような

お互いを高め合う関係ではなく、ましてや『好敵手』と書いてライバルと読むような

ハートフルな間柄では決してないのです。

例えるならばハブとマングースくらいの険悪さ。一触即発。

自分に余裕がある時は大人しくしているくせに 

ちょっと気を抜くとこっちの都合おかまいなしに襲ってきやがるからね、あいつは。

そんなことはどうでもよろしい、

私と頻尿の友好関係はどうでもよろしいのです。

そこで本日は、かねがね私が不思議に思っていたこと、

その宇宙の神秘に迫ってみようと思います。思います。

つきましては怒りのあまりモラルを逸した発言が飛び出す可能性も

無きにしもあらず、そんな感じで進める所存ですが

どうか私の魂のシャウトを下半身のどこかしらで感じていただければ嬉しいです。

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ぼくの地球を守って

人見知りという言葉を免罪符のように使う人が苦手です。

と書いてから、メールがぱったり来なくなってしまいました。オヨヨ。

いや・・あの・・そ、そんなつもりでは・・

その・・もうちょっと打たれ強くなりましょうよ、ね?

分かってくれとは言わないが、そんなに俺が悪いのか。

そんな風情で、必然的にお会いする前は軽くメールのやりとりをします。

メールを継続する為には、お相手の方にご自身のことを話していただく必要があるのですが

私の統計上、以下のキーワードを自己表現に用いる人は要注意です。

 

 

『若く見られます』

『しゃべりは面白いです』

『気遣い屋なので』

 

 

このあたりを自分で言っちゃう人は信用なりませんね、実に疑わしい。

さしずめ言葉の地雷です。

何が言いたいのかと申しますと、

2、3ヶ月前、ある方としばらくメールを続けていたのですが

その方は『気を遣いすぎて人と長時間一緒に居ると疲れます』的なマインドを

私にぶつけてきた訳ですよ。

確かにこれまで交わしたメールの文面は非常に礼儀正しく、

私のくだらない冗談もふわっとお姫様抱っこしてくれるような方でして、

初対面でも会話が途切れないように率先して発言する、そんな人でした。

えっと・・なんておっしゃる方でしたっけ?せっかくの新との休日を邪魔して

1日中うちに居座りやがったその気遣い屋さんは・・

すみません、まだ2回しかお会いしたことがないのでお名前を失念してしまいました。

 

 

 

そのぷるさんなのですが、

前日に日猫さんを含めた4人で焼き鳥を食べに行って、

2軒目、カラオケと流れて、最後に我が家。

図々しくも新と同じベッドで翌日の昼過ぎまで寝て、昼ご飯を食べて、また寝て、

夜ご飯を食べて、しぶしぶ帰りやがりました。

 

頼「気を遣いすぎて、人と居るのが疲れる、か・・」

ぷ「や、あはははは」

 

あはは、じゃねえ。

笑いすぎなんですよ、私の昔の写真で。

何度見するんですかね。

赤外線送信・・って、何やってるんですか、新も。

拡大してトリミング・・ってぷる、そこ泣くところじゃないので。

待ち受けに・・って、それ新にもされたことないので。

分かってくれとは言わないが、そんなにデブが悪いのか。

 

 

もうお前、帰れよ!

 

 

とは言えない。

素敵なペルー土産を頂戴した手前、何も言えやしないのです。

Hime

アルパカ座布団に鎮座まします蜜姫様。

姫、そのような者に懐いてはいけません。

 

 

毎回何かしらをやらかす日猫さんですが、

今回はカラオケでグラスを割りまくりました。パントマイムかと思った。

それとは別の意味でまたやらかした私は、何も言えやしないのです。

オフレコでお願いしますよ、

この手で必死に守ってきた私の地球(=ブログ)が温暖化(=炎上)すると困るので。

 

 

酩酊状態で『早口きゃりーぱみゅぱみゅ』を練習するのはやめましょう。

そういう幼稚なことは、もうやめにしましょう、

舌が傷だらけになるだけです。

もっと知的かつウィットに富んだ重量感のある議題を展開するとしましょうよ、11日は。

『温暖化』とか『既婚レズ』とか。

チョコレートの受付けも開始します。

ちなみに自分を『フェム』だと言い張る黒髪眼鏡も要注意です。

 

 

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免疫力

Kanitenshin_3

 

 

Nikuzume_2

 

 

Tomato1

 

 

Tomato2

 

 

Shioyakisoba

 

 

Seseridon

 

 


Potesara

 

 

 

新へ。

 

デザイナーとしてフリーになり、半年が経ちました。

もっとずっと先のことだろうと思っていたので

あまり実感もないまま、それでもなんとかやってきました。

親にもまだ言えないでいる私に、

さぞかし呆れていることでしょうね。

収入が不安定なら私の精神も不安定で、

気を付けているつもりでいても、

あなたに当たってしまうことがあったかもしれません。

 

 

夜中まで仕事をすることもあれば、昼過ぎに帰ることもあり

休日に事務所に出ることもあれば、平日に家に居ることもありますね。

そんな不定期な生活の中で、

自分の体調が悪い時でも、私の機嫌が悪い時でも、

あなたは変わらず温かいご飯を作ってくれました。

そのことがどれだけ、私にバランスをもたらしてくれたことでしょうか。

仕事がうまくいかず、疲れて帰って来る日も

あなたとあなたのご飯は迎えてくれます。

あなたが干した野菜で作ってくれた味噌汁が

あんまり美味しくて温かくて、

思わず涙が出そうになるのを、猫に顔をうずめて誤魔化す夜もありました。

 

 

食事の大切さは母に、食事の偉大さはあなたに教わりました。

 

 

体の弱い私が、寝込む事が少なくなったのはどうしてでしょうか。

風邪を引きにくくなったのはどうしてでしょうか。

10キロも痩せられたのはどうしてでしょうか。

いつも笑っていられるのはどうしてでしょうか。

 

 

美味しい物を食べて、笑わない人なんていないんです。

人は、笑うと免疫力が高まるんです。

大袈裟だなんて言わせないからね。

食べることは生きることだから。

調子に乗って酒を呑みすぎることもあるけれど、

私はあなたと居て、ずいぶん自分を大事にするようになりました。

自分を大事にすることが、相手を大事にすることだと知りました。

私はあなたと居ると、免疫力が高くなるようです。

体も心も。

 

 

毎日ありがとう。

きっとあなたは「してあげてる」なんて、そんな感情は一切持っていないだろうけれど。

ありがとう。

私が出来ることなんて、この気持ちを忘れないでいることくらいです。

きっとあなたは「忘れていいからもっと稼いで来い」なんて言うんだろうけれど。

私はそれが、照れ隠しだと知っているから。

そいうところも変わらずに居てくれて、

ありがとう。

 

 

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1!2!3! 

面白いことになっていたので

記念にスクリーンショットを撮っておきました。

これだ!

1!2!3! 

 

 

123_2

なんかすみません・・自分が1番上の時の物になってしまいまして。

 

 

 

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蜜との遭遇3

新が来て欲しいと言うので、

猫じゃらしとおやつを持って部屋を出た。

その時にはもう、拾う決心なんてとっくについていた。

 

「こっちこっち!」

 

道路に面した神社の角、植え込みの前に新は居た。

ガラガラの声を振り絞って泣くあの声が、一気に近くなる。

 

「どこ?暗くてよく見えないね」

「ほら、あそこ」

 

腰をおろして植え込みの奥に目をやると、

私に驚いて後ずさりする小さい影が見えた。

元気そうなその姿に、ホっとする。

 

「頼、早く拾ってあげて」

「ちょ・・あんたが拾いに来たんじゃないの?」

「だって・・・お願い!」

「結局こうなるんだから」

 

持ってきた猫じゃらしをパタパタと振ると、

その小さい影がひょっこり顔を出した。

月明かりに照らされた仔猫の姿を目にして、

私と新は互いに顔を見合わせた。

 

「ははっ・・あははは!」

「ね、ね?すごくない?」

「ほんとに三毛だよ。何これ、こんなことってある?」

 

仔猫は警戒してなかなか出て来ようとしなかったが、

猫じゃらしの動きに釣られて飛び出してきたところを

すかさず抱き上げて新に手渡した。

 

「うわ!軽っ!」

「言っとくけど、保護だからね。うちの子にするって決めたわけじゃないから」

『べぇっ!べぇっ!』

「変な声〜。笑」

「聞いてんの!」

「・・・う、うん」

「私は何もしないからね、新がちゃんと面倒見て。里親も探してよ」

「あんたって人は・・そんなこと言って。もう大好きなくせに。笑」

『べぇっ!べぇっ!』

 

バスタオルにくるまれたそいつは、新の腕の中で泣いている。

「大丈夫、大丈夫」と 仔猫をあやしながらマンションに戻ろうとする新に

「じゃあね」と声をかけて駐輪場に向かった。

 

「どこ行くの?」

「どこって、その子のミルクとご飯を買いに行かないと」

 

私が答えると、新は目を細めてクスクス笑いながら言った。

 

 

「ほらね、もう大好きなんでしょ?笑」

 

 

(完)

 

 

 

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ブロガーってやつは

わずか1週間前に舞い込んだオファーをあっさり受諾したものだから

余程の暇人だとお思いになったのでしょうね。

「本当に来た!」を連呼されましたが、それが何か?

『ダメ元』の概念はドブに捨てていただいて結構です。

よかったらご飯でも一緒にどうですか?

なんていうアットホームなお誘いだったはずなのに

いざ指定された店に赴いてみると、そこは焼酎ダイニングでした。

私を酩酊させてどうするつもり?

 

 

 

つまるとことろレズです」のナモさんと

午前1時から始まる」のアルさんにお会いしました。

 

 

 

どこから突っ込めばいいのか分からないくらい、

穴だらけのお二人でしたね。

呼び覚まされる私の中のタチ精神、在りもしないモノが勃ちました。

ナモさんなんて、あんなにアクの強いブログを書く癖に

とんだ食わせ者なんですわ。

彼女に会ってみたい人は星の数ほど存在すると思うのですが

「あの文章」からナモさん像を想像すると痛い目に合いますよ。

正直、とんでもない女がやって来るとばかり思っていたのに、

実物ったらもう、可愛さのK点超えです。

しかもお若いのに礼儀正しくて社交的。

泣く子も黙る堅物で通っている私でさえ、

その愛らしい笑顔に終始デレデレしっぱなしでした。

 

 

頼「歯並び綺麗すぎない?なんすかそれ、アイドルっすか?」

ナ「えっ///・・・いや、あの、そこだけはよく褒められるんですよ、あはは」

 

 

か、可愛いー!!!

可愛いよ可愛いよ可愛いよ、ナモ!!!

そこだけ?

け、謙虚ー!!!

ウソウソ、褒めるところしかないじゃないのよ!!!

 

 

ナモってやつは、そんな娘さんでした。

これは世のレズどもが中指をおっ勃てるぞ、と思いましたね。まじで。

感極まって別れ際にキスをぶちかましてしまったことは

オフレコでお願いします。

 

 

 

一方のアル氏。

『ブログを書くのにどれくらい時間がかかりますか?』

『好きなブログはありますか?』

『他のブログについてどう思いますか?』

『二人の馴れ初めは?掲示板に書いた内容は?』

『仕事の景気はどうですか?』

 

 

取り調べかと思いました。

アルさんが取り分けてくれた料理がカツ丼に見えました。

ナモ「何してるんですか、それ?」

アル「あの・・メモしておこうと思って」

 

 

ナ・新・頼「・・・っ!!!ぎゃははははー!!!ひぃひぃ・・!!!」

 

 

手をすべらせてウコンの力を料理にぶちまけるは

会話の内容をメモろうとするはで

畏れ多くも目上の方に「ド天然っすか?」という台詞を100回くらい吐いてしまいました。

でも私は悪くない。

ナ「どんな人がタイプなんですか?」

ア「どんな・・?私なんて選べる立場ではないので・・その・・どんな人でも」

頼「じゃあ私でも?笑」

ア「・・・」

う、うわあ・・

『どんな人でも』にすら入らなかった私はショックで焼酎グラスを持つ手が震えました。

笑いたくば笑えばいい。

新「・・・?(今度は)どうしたんですか?」

ア「あ、いえ・・その、緊張しちゃって」

頼「や、今もう2軒目ですけど!笑」

ナ「アルってやつは!アルってやつは!笑」

ア「・・・(もじもじ)」

頼「・・・(今度は何だろう)?」

ア「・・・恥ずかしくて、名前が呼べません」

頼「あはは!」

ア「ところで・・・山Pって・・誰ですか?」

新「ええーーっ!!アルってやつは!アルってやつは!笑」

頼「ひぃひぃ・・!!!メモメモ!」

ア「お願いです!ブログには書かないでください!

  書くなら3人だった、ってことにしてください!」

ナ「無かったことにしようとしてますね?笑」

 

 

もうダメ、それ以上しゃべらないで!でもお願い、やっぱりもっとしゃべって!

 

 

そんな方でした。笑いのテポドンでした。

実はこの会合の前日から、少しお腹を壊していたのですが

それとは別の意味でずっとお腹が痛かった。

トイレで涙を拭きながらこっそり正露丸を飲みました。

無かったことになんか、私とナモさんが絶対にさせない!

何なら自分でクリックしてでも『注目記事』にしてやんよ!

 

 

お二方、本当に楽しい時間をありがとうございました。

さて、次はいつにしましょうか?明日?

 

 

ということで2月の呑み会

11日(土)に決定しました旨お伝えします。

今ならもれなく、アルさん、ナモさん、ぷるさん、といった

ブログ界のホープに会えます。

参加ご希望の方はメールください。

あくまで『オフ会』ではなく、ただの『呑み会』ですからね。

 

 

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蜜との遭遇2

仔猫が他の人に拾われたことに

ホッとするよりもガッカリしている自分がいた。

拾った人はあの子を病院に連れて行ってくれるだろうか、

可愛がってくれるだろうか。

いやいやいや。

顔すら見ていない仔猫の心配をしている場合ではない、

「さてと!ご飯ご飯!」

そう独りごちた。

何もくるまれていないタオルを持って新が戻ってくるから、

テーブルを拭いておこう。

キッチンを少し片づけた後テーブルを拭いて食器を出して・・

おかしい、あれから5分は経つのに未だ戻って来ない。

携帯を手にしようとした時、再び彼女からメールが届いた。

 

 

『・・・来て』

 

 

意味が分かるはずもない私は、光の速さで電話をかけた。

「何やってんの、さっさと戻っておいでよ」

「違うの!さっき仔猫を連れて行った人、

 戻って来てまた元の場所に置いて行っちゃった!」

「ウソでしょ!それでその子は?」

「今は植え込みに隠れて出てこない・・けどすごく可愛いよ」

「小さいの?」

「とにかく来てよ・・あれ?・・暗くてよく見えないんだけど・・まじで?」

「なに?」

「・・・ねえ、ほんとに三毛・・・かもしれない」

「そんなこと。あるわけないよ」

 

 

 

「あ、やっぱり三毛だよこの子!」

 

 

 

(続く)

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蜜との遭遇

蜜豆を拾った時のこと。

これにはちょっとしたエピソードがあり、

実はあの猫、今でこそ伸う伸うと我が家に居座っているが、

私たちよりも先に1度別の人に拾われている。

その実情が、より私に「縁」を感じさせる結果となった。

 

 

 

その日もいつものように真っ直ぐ帰宅し、

マンションの駐輪場に自転車を停めようとしていた。

すると、どこからか機械音とも楽器音とも取れるような泣き声が聞こえる。

猫だ。

声は潰れているが、仔猫だと思った。

自転車を停めて声のする方へ歩を進めると

その声は途切れてしまった。

そのままあっさり引き返し、マンションの階段を昇り玄関を開け、

新にただいまを言って部屋着に着替えようとした時だった。

ベランダに面した寝室で上着を脱いでいると

住宅街特有の生活音に混ざって仔猫の声が鼓膜を震わせた。

4階に位置するこの部屋で、はっきりと聞こえるその声は

数メートル離れた裏の神社からだった。

パーカーに袖を通しながら「仔猫の泣き声がするよ」と

新に伝えると、彼女は「え!どこどこ?」と言って料理の手を止めた。

数日前、白玉と別居生活を強いられている黒豆があまりに退屈そうなので

「どこかに仔猫落ちてないかな?メス限定で。笑」と言う新の冗談に

「三毛がいいね、三毛猫!」なんて便乗したことが思い出された。

 

 

 

「見に行ってみよう!」

新が興奮気味に言ったけれど、

見てしまうと拾わずにはいられないことが分かっていたので

「行かない」と答えた。

私の『行かない』が『拾わない』という意味だと瞬時に判断した新は、

「頼、これはもう運命としか思えないよ!絶対女の子だよ!」と言った。

「オスだったらどうするの?」

「とりあえずちょっと見に行ってくる!」

『ちょっと見に行ってくる』のにどうしてバスタオルが必要なのか。

「って、おい!拾う気まんまんやんか!笑」

「オスなら拾わない。でも大丈夫、きっとメスだから!」

そう言って新は勢いよく部屋を出て行った。

 

 

 

バスタオルと懐中電灯を持って出たまま、

何分経っても新は戻って来なかった。

見つからないのか、仔猫ではなかったのか。

落ち着かずそわそわしていると、彼女から一通のメールが届く。

 

 

『近所の人が何人か様子を見に来てる。

 私はその様子を隠れて見てます。』

 

 

メールを読み終えた瞬間、今度は電話が鳴った。

「今ね、仔猫が歩道まで出て来てたんだけど

 車で通りがかった女の人が『可愛い!連れて帰ろう!』って言って

 車に乗せてっちゃった」

「どんな子だった?」

「暗くて分からなかった」

「そう・・でも良かったじゃない」

「あーあ・・・」

「早く戻っておいで。笑」

そう言って私たちは電話を切った。

 

 

(続く)

 

 

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その目に映る私は

モテ期というやつが訪れたと思いたいですね。

私の元に舞い込むオファーに次ぐオファー。

ドクドクと流れ込む熱いリビドー。

やれやれ、私の穴は一つしかないと言うのに。

 

 

『誘ってください』ないし『声を掛けてください』的な

完全に受け身な内容、つまりバリネコメールが多いのは何故でしょうね。

自分から誘えよ、とだけ言っておきます。

それから再三申し上げておりますが

『人見知り』をやたら強調されるのも困ります。

だから何なのでしょう?

人見知りだと言っておけば、会った時に上手く話せなくても大丈夫、

とでもお思いなのでしょうか。

初対面で緊張するのはお互い様です、私だって怖い。

それでも楽しくお話ししたいと思っているのに

会話の主導権を丸投げしようとするその姿勢、

話しをする気にもなりません。

安易に『人見知り』という言葉で保険をかけるのはやめていただきたい。

これが、天狗になっている私からのお願いです。

天狗になっているのは下半身なのだが。

 

 

 

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Makura1


Makura2


Makura3

蜜姫は黒豆の枕です。

 

 

Osoroi

大きくなったね、みっちゃん。

 

 

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猫≒魚が好き

Yuge_2

昨夜の夕餉。

新様お手製の塩豚を、もやしナムルや白髪ネギと一緒にレタスに包んで食べます。

 

 

Komai_2

北海道にお住まいの bunicoさん が氷下魚(コマイ)の一夜干しを送ってくださいました。

肉厚で身が締まっており、非常に美味!

マヨネーズと七味、もしくは醤油を垂らしてさらに旨し!

初めて食しましたが、新も私もすっかり大好物。

白玉なんて目の色を変えて凶暴でした、有難うございましたbunicoさん!

 

 

 

Naporitan

ナポリタン。

 

 

Yamaimotofu

豆腐と山芋のとろとろチーズ焼き。

 

 

Kuromitsu1

毎日同じ画が撮れてしまう黒蜜。

 

 

Kuromitsu2

猫なのに魚に全く興味を示さない黒豆と

黒豆にばかり興味を示す密豆は

何をするのも一緒です。

 

 

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私の頭の中の間取り図

新の下ネタなんて可愛いものです。

せいぜい旅番組に登場するフレッシュなアワビに反応して

もの言いたげに私の顔を見たり、

スーパーでゴーヤを見つけてニヤニヤしながら

「今夜これ使う?」と言ってみたりするくらい。

言ったあと恥ずかしそうに目を伏せるもんだから

「ゴーヤの突起物は膣壁を傷つけるし痛いだけ。そんなのAVの世界ですね」

と、真顔で言ったら顔を赤くしていました。

恥ずかしいなら中途半端なことを言うんじゃないよ。

セッ○スとかオ○ニーとか、伏せ字なんて中途半端なことはしないぜ、俺!

 

 

 

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スッピンと赤提灯

私から下ネタを取ったら何も残らないとか言いやがりましたのは

どなたでしょうか。

失礼ですね、眼鏡くらいは残ります。

今年は猫を拾わないようにする!と抱負を述べましたけれど

これは私の努力でどうにかなることではありませんね。

地味さに拍車を掛ける正月を過ごした我が家でありますが

皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしたでしょうか。

明けましておめでとうございます。

堅苦しい挨拶はそこそこにして、年明け1発目にふさわしく、

画像の大盤振る舞いといきましょうか。

携帯の方すまぬ。

 

 

 

新年早々良い画が撮れました。

Shiramitsu

Shiramitsu2

これは嬉しいお年玉。白玉だけに。

笑えよ。

 

 

Shiramitsu3

Shiramitsu4

頼「どこにも行く気にならないねえ、こやつら見てると。笑」

新「・・・どこにも行かない」

頼「そんなこと言わずに、初詣くらい行きましょうよ」

新「行かない」

頼「バーゲンは?バーゲン行くかい?」

新「行かない、人多いし」

頼「じゃあホテルは?ホテル行くかい?」

新「・・・」

今年も財布の諭吉たちが枕を濡らした。

 

 

こちらは安定した仲の良さ。

Kuromitsu

Kuromitsu2

Nobiru

Dakishimeru

そんなに抱き締めなくたって、取り上げたりしないよ。

 

 

 

Soba_2

年越し蕎麦。

 

 

Shogatsumeshi_2

正月飯。

 

 

Zouni

新の雑煮は関西では馴染みのない御澄ましだけど

大変に美味。

年末に取り寄せた蟹とつぶ貝、刺身やらを食べ過ぎたせいで

当分ナマモノは顔も見たくない。

 

 

 

食べて遊んで寝て、猫の其れと同じように生活し、

体重がトン単位で増加しているものと思いきや、

むしろ少し減っていてびっくり。

岩盤浴の効果かもしれません。

Onsen

有馬温泉に行って参りました。

 

 

Miyage

Miyage2

Fuusen

Eki1

Eki2_2

連休中に2回、有馬と近所で岩盤浴に入り

温泉にゆっくり浸かって疲れと酒を抜く。

頼「デトックスデトックス」

新「さてと、呑みに行きますか!」

頼「いいですね!風呂上がりのビールといきましょう」

そうして三十路女二人、スッピンで赤提灯の店に入るのであった。

そんな自分たちが嫌いじゃない。

移りゆくこの世の中、私たちも変わっていかなくてはいけない。

だけど二人の関係だけは、変わらずにいたいな。

今年も、その先も。

 

 

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