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2010年2月

ミス凡ミス

セックスは下手くそだけど

マッサージの腕前には定評がある。

あんまり新が褒めるから、

進むべき道を間違ったのではないかと思ってしまう。

デザイナー業が無かったら、

あんま師か針師になりたかった。

 

 

「これからも一緒にやっていきたい。俺についてきてくれるか?」

2月とは思えない春さながらの陽気に包まれて、

ボスからプロポーズを受けた。

素直に嬉しかった。

 

 

会社の分裂が正式に決定した。

籍は抜いたものの、自営としてやっていく準備など

まるでしてこなかった私は、ある意味再就職が決定してホッとしている。

本当に大変なのはこれからだろうけど。

頼「信頼と実績の頼を、これからもどうぞよろしく」

伴「信頼の部分が特に微妙~

仕事において一番大切なことなのに?

 

 

バンクーバーが面白い。

カーリングなんてついつい朝方まで観てしまうし

高橋くんの演技に関しては何度もブルーレイを再生してしまう。

技術的なことはよく分からないけれど

上位に入ってくる選手はやっぱり違う。

鳥肌が止まらない。

そんなわけで今日も寝不足だ。

頼「というか何でこんなに忙しいんですか。

  こんな日に仕事なんかしてんの私たちだけですよ」

伴「・・・みんなしてると思うよ」

頼「フィギュア観たい!観たいよー!」

堀「私キム・ヨナ苦手~」

頼「え、べっぴんさんやないですか。演技も良いし何より色っぽい」

伴「私は安藤美姫も好きじゃないな」

頼「綺麗じゃないですか」

伴「・・・あんた誰でもいいんか」

頼「まさか。私が面食いなのは知っているでしょう。笑」

伴「惚気とかうざいんですけど」

スポーツをしている人は基本的にみんな好きですよ。

 

 

伴「ちょっと頼!凡ミスが多すぎるよ!原稿をちゃんと見て」

頼「すみません・・・フィギュアが気になって気になって」

伴「何が信頼と実績だよ」

普段から凡ミスの多い私は、

『ミス凡ミス』という不名誉な名で呼ばれることになってしまった。

伴「ミス凡ミス!真央ちゃんが暫定1位だよ!」

頼「マジすか?」

堀「仕事しろよ・・・」

 

 

真央ちゃん、フリーでは凡ミスに気をつけて。

それさえ無ければ世界一だよ。

 

 

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風邪に毛たんぽ

風邪で2日間寝込んだ。

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私の顔を覗き込む白玉。

ずっとそばに居てくれた。

優しいんだね。

 

 

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頼シェルター

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それ以上大きくなると、

隠れる場所が無くなってしまうよ。

 

 

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Yの世界

伴「頼ってさー、『Lの世界』観たことある?」

頼「観てますよ」

伴「何で言わないの?」

頼「何でって・・・」

伴「聞かれなかったから?笑  いつもそうだよね」

驚いた。

職場の人とそんな話ができるなんて。

伴「アリス可愛いよね」

頼「あ、マジすか?私も好きです」

伴「ジェニーが苛々する!」

頼「初めだけですよ。笑  私はティナが苛々します」

~ 省略 ~

伴「でもやっぱりシェーンが綺麗」

頼「へえ・・・かっこいいじゃなくて綺麗なんだ」

伴「ていうかさ、本当にあんなことってあるの?」

頼「あんなこと?」

伴「友達同士でくっついたり・・・?」

頼「ありえませんよ。 そうだったとしたら

  私にもスキャンダルの一つくらいあってもいいですよね。笑」 

伴「ふーん・・・」

頼「・・・興味あるんですか」

伴「・・・」

頼「・・・不倫は駄目ですよ」

伴「わ、分かってるよ!」

何が驚いたって、Lの世界を観ている人が私を含め職場に3人もいることだ。

伴「そっちの世界のこと『組合』っていうんでしょ?」

私より勉強してるな・・・

 

 

せっかくの美人なのに。

「せっかくの」が付いてしまう堀さん。

結婚前は、ゲイの男性とルームシェアしていたという。

イケメン外国人の彼氏がいる男性と。

道理で私と新の関係に驚かないはずだ。

堀「頼~、絶対に誰にも言わないでくれる?」

頼「今度は何ですか」

堀「昨日さ、うんこ漏らしちゃって・・・それで旦那に見つかったのね」

はいはい、驚きゃしませんよ。

というか、その顔でうんことか言わないでください。

 

 

こんなに面白い職場、やっぱり離れたくない。

転職も考えたけれど。

新「頼~、堀さん誘って呑みに行こうよ!

  頼の顔なんて飽きたよー。たまには美人と呑みたいよ!」

・・・。

 

 

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黒豆

白玉が子猫の時は噛み癖がひどくて、

私たちの手はいつも傷だらけだった。

幼くして家族とはぐれてしまったから

遊び方を知らなかったんだね。

いつの間に覚えたんだろう。

黒豆が来てからは、すっかり治ってしまった。

私の手にじゃれる白玉の優しい力加減に、

何だか涙が出そうになる。

 

 

新は「ママ」。

私は「お母さん」。

いつの間にかそんな呼び方になっている。

子供を産んだことがある人には、

笑われてしまうかもしれないね。

 

 

ショーケースの中であんまり情けない顔をしていたから

万札を数枚払って連れて帰った。

私が躊躇しない金額だから、猫としては破格だったに違いないが

動物を金で買ったという罪悪感がいつまでも残った。

新は反対こそしなかったが、良い顔はしなかった。

 

 

カリモクのソファー、新調したばかりのブラインド、新しい畳。

ボロボロ。

猫は飼いやすいなんて嘘だ。

来て数日間は下痢が酷く、心配を通り越して苛々した。

不安と寂しさからか、夜鳴きが続き、2時間おきに起きた。

家中の色んな物をかじっては吐いて、

世話をする新も次第に苛立っていった。

触られるのは嫌がらないけれど、自分から来ることはない。

3ヶ月、懐かなかった。

そんな矢先、まだ小さいお前は白玉に怪我をさせたんだ。

白玉の目が治るまで2週間かかった。

「やっぱり黒豆を可愛いと思えない。愛せない」

ママが言った。

 

 

寝不足が重なり、神経が参ってしまいそうだった。

新の実家に貰ってもらおうかという話も出た。

もう少しだけ様子を見よう。

辛抱強く黒豆に接してきたつもりだったが

本音ではもう駄目だと思っていた。

 

 

「ねえ頼。黒ちゃんって、話かけるだけでゴロゴロ言うよ」

3ヶ月を過ぎたあたりから、急激に懐きだした。

私と新が並んで座っていると必ず真ん中を陣取るし、

食事時にはちゃぶ台の中央に座る。

お前はおかずか。

トイレも風呂も、移動すればどこにでもついてくる。

夜は新と一緒にベッドに入る。

私たちの生活に、一生懸命合わせようとしてくれる黒豆を

心底可愛いと思った。

この子とやっていけるだろうかという不安は、

私の罪悪感と一緒に消えていった。

ごめんねお母さん、一度でもお前を手放そうとして。

 

 

 

白玉をおんぶしながら黒豆を抱っこして、

ベランダから外を眺める。

新「おうおう、大変ですな。笑」

頼「ほれ、ママんとこ行け」

愛せないと言っていた新が、

ぐりぐりと頬擦りをして黒豆にキスをする。

・・・羨ましい。

お隣さんから赤ん坊の凄まじい泣き声が聞こえる。

昨日も夜泣き、すごかったな。

お母さんは大変だ。

 

 

考えてみれば私たち、全員血の繋がりもない他人だね。

そりゃあ、慣れるのに時間もかかるってもんだよ。

悪戯っ子は相変わらずだけど、

何が悪いことなのかはちゃんと分かっている。

叱られそうになると一目散に風呂椅子の中に逃げこむ。

頭隠して尻隠さず。

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出てくるのをじっと待っていると、

観念しておずおずと私の足元までやって来るのが笑える。

可愛くて可愛くて。

 

私にも、母性本能なんてものがあるのかな。

 

 

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「ともだち」

鳴らずの携帯が、珍しく振動している。

メール不精な友人から、ご無沙汰な人から。

普段全く来ないメールが、

来る時は怒濤のごとく受信するから不思議だ。

 

 

帰宅途中に桃からのメール。

レイトショーを観ることになった。

フットワークは軽い方ではないが、映画の誘いなら話は別だ。

待ち合わせをして初めて、

桃の電話番号を知らないことに気付く。

あれだけ一緒に居るというのに。

桃を友人と呼べるのかどうかは疑問だが、

同じ布団で寝ることもあれば、やつのパンツを洗濯したこともある。

変なの。

 

「突然ごめんねー」

「いえいえ、私も観たかったし」

「頼を借りるって、新には連絡入れといたから」

「ど、どうも」

「何時に帰るかメールした?」

「してない・・・」

「もう!私から言っておく」 

良くも悪くも私の理解者だ。

 

 

山田洋次監督の作品では

「学校シリーズ」と「たそがれ清兵衛」が好きだ。

「おとうと」観賞。

未だに「おとおと」と「おとうと」を迷ってしまう。

日本語は難しい。

鶴瓶演じる弟は文句なしに良かったが

はっきり言って全く共感できなかった。

あれだけ好き勝手に生きて、

さんざん家族に迷惑を掛けてきた弟が

末期ガンになったところで何の感情も湧かない。

人生を充分に謳歌したであろう。

しかしながら吉永小百合の凛とした美しさと、

ところどころに散りばめられたユーモアが秀逸。

本来あるべき家族の絆を、姉弟という視点で優しく描かれている。

最後の唐揚げが意味することに、粋を感じた。

加瀬亮は格好良すぎてひっくり返るかと思った。

 

 

隣のお団子頭の女が、ハンケチをびしょびしょにするくらい

泣いている。

一体どうしたと言うのだ。

桃「やばいよ~この映画」

頼「・・・」

桃「マジで?一適も?」

ご、ごめんなさい。

あんたいい奴やな。

 

気が強くてしっかり者で、ずけずけと物を言う、

クラスに一人はいるであろう目立つ感じの桃。

男にもかなりモテる。

人のことはあれこれ指摘するくせに、

自分のことは意外に分かってない。

どちらかといえば苦手なタイプだ。

だけど何故だろう、あんたといると楽だよ。

頼「最近セックスしてるかい?」

桃「いや、全然」

頼「そう」

桃「あんたら、仲良くしてんの?」

頼「まあ」

桃「ふーん」

この距離感が心地良い。

友達の定義が、分からなくなるよ。

 

 

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リンクしようよ

「アバター」を観た。

重い。

眼鏡の上に3D眼鏡は無理があると思うのだ。

鼻と耳が痛くなってしまったよ。

普段眼鏡をしない人の方が辛いのではないかと

どうでもいいことばかり気になる。

私のスキルでは陳腐なことしか書けないので簡潔に。

 

 

「ナウシカ」か「もののけ姫」あたりを彷彿とさせるシーンが

多かった気がする。

ジブリ慣れしているせいか、内容自体に驚きはない。

分かりやすく、映像が凄いので

ファンタジー好きにはたまらない。

原住民の青さにはすぐに慣れ、肌の模様さえも美しく感じた。

主人公は人間の姿よりもアバターの時の方が

格好良く見えてくるから不思議だ。

物欲まみれの自分にうんざりする。

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頼「新にリンクしたい・・・」

新「きもい!」

 

 

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しららとくろろ7

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白玉の行動を一生懸命真似する黒豆。

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黒豆の成長を優しく見守る白玉(カメラ目線)。

 

 

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もっこり1発分

職場でシティーハンターが流行っている。

何を隠そう、広めたのは私なのだが何の自慢にもならない。

冴羽リョウが依頼主に求める報酬は、もっこりだ。

美女に限り。

この辺りをよく覚えておいて欲しい。

 

 

直帰したって気が咎めることもなく、

またもや外出ついでに新の店に立ち寄る。

出社時間も帰宅時間もフリーダムな感じだ。

ガラス窓から中を覗くと、

若い男性スタッフと何やら親しげに話している。

噂の彼だろうか。

待っていた風な面持ちで迎えられると、少し物怖じしてしまう。

頼「やあ」

新「もうすぐ上がるから何も注文しないでね」

頼「はーい」

新「この人だよ」

B「こんにちは!初めまして!」

最近新と急速に親しくなったと思われるB男。

プライベートで呑みに行ったり、

2人で出掛けたりしているというではないか、けしからん。

やっぱりB型とは馬が合うのだとか何とか

意味の分からんことを言っていたな。

頼「どうも、槇村(もちろん仮名)がお世話になってます」

B「先日は本当にありがとうございました!」

なかなか礼儀正しい好青年ではないか。

 

 

B男の名刺を作った。

何かと注文が煩かったが新のお願いを断れるはずもなく、

タダで請け負ったつもりなのに、お礼の焼酎2本とワイン1本を

貰ってしまってすっかり気分を良くしたというわけだ。

それ以降、B男の知り合いから依頼が殺到しているが

私は名刺屋ではない。

新「B男が私と頼のこと怪しんでるんだよ。笑

  遠まわしに色々聞いてくるんだ」

頼「へえ・・・どんな?」

新「好きな俳優をかっこいいと言った時の頼の反応とか。笑」

頼「ははは」

そんなことよりも、お前が夜な夜な新にかけてくる電話の方が

よっぽど反応する。

 

 

一緒に夕飯の買い物をして、帰りましょう。 

新「うちの店のメニュー、作ってくれない?」

頼「うん?いいよ」

新「・・・で、できればタダで」

頼「は!?」

新「・・・だめ?」

頼「うぅ・・・」

新「・・・」

頼「わかったよ。セックス1回で手を打つよ」

新「・・・」

撮影、校正を含むデザイン費、紙代、印刷代・・・

相場分かってる?

安いのか高いのかは、新が判断するといい。

 

リョウが仕事を受ける時のポリシーは

美女であることの他に、何だか知っているかい。

 

 

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庶民弁当

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鶏の生姜焼き、きんぴらごぼう、玉子焼き、

エリンギとウインナーのなんか美味しいやつ。

 

あなた、作る人。

私、詰める人。

 

 

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真冬の海の家

もはや日常の一部となりすぎて、

とりたてて書くこともない集まり。

直「紅茶飲むけど要る人ー?」

新・頼「はーい!」

桃「ねえ、白玉がごちゃごちゃ言ってるけど何?」

新「ご飯入れてあげて」

桃「わかったー」

勝手知ったる他人の家。

誰の家だかわからん。

新「ちょっと買出し行って来るよ」

桃「家計持った?」

家計ではない、積み立て金だ。

 

 

積立金と呼ばれるみんなの財布の中身は

年末に徴収したばかりで潤っていた。

近所に「海の家」という名の店がある。

むろん大阪市街には海は存在しないので

国道沿いに突然現れるその異質さは半端ない。

桃「行ってみようよ!」

直「面白そう!」

・・・言うと思った。

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ホタテ、サザエ、牡蠣を筆頭とした海鮮類の他

肉や野菜が90分食べ放題。

足元は海の砂。

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自分たちで焼きます。

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90分間を無駄なく、より効率良く。

結束力の見せ所。

新「このホタテは私のだから取らないでよ!」

頼「それ狙ってたのに・・・」

新「触らないで!」

桃「ちょっと!場所取りすぎ!」

頼「皆のぶんも焼いてるの!」

桃「もやしなんか食べないし!」

頼「きー!あんたとは絶交や!」

結束力皆無。

 

 

卵かけご飯も食べ放題に含む。

素晴らしく良い卵。

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黄身の赤いこと、濃厚なこと。

2杯も食べてしまった。

 

 

その足で先週発掘したばかりのビリヤード場へ。

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桃「家計に小銭ある?」

積み立て金だというのに。

長く一緒に居ると所帯染みてくる。 

 

家に帰ってからはドクターマリオに白熱したり、

深夜映画の「バウンド」を観て若干気まずくなったり。

新が観ようと言ったくせに途中で寝てやがるし。

皆Wiiを持っているのに敢えて初代ファミコンに

熱くなるところが大好きというか歳を感じるというか。

新「頼がもう1匹猫を引き取るとか言ってんだけど

  どう思う?」

桃「はあ?無理やし!」

直「もう無理!」

ねえ、あんたたち。

他人だよね?

桃「3対1で、否決だよ」

・・・大好きというか。

 

※画像ページを更新しておきます。

 

 

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